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「 knotで働くということ 」

Talk Member

代表取締役

コニー

アシスタントスタッフ
2024年3月 パート入社

01 可能性に、年齢や経験は関係ない

knotで働くことになったきっかけを教えてください。

コニー

1番下の子が幼稚園に入ったタイミングで、数年ぶりに自分だけの時間ができ、「この時間を有効に使いたい」と就職活動を始めました。ですが、子育て真っ只中のママを迎えてくれる会社は想像以上に少なく、困っていたときに、知り合いの主婦さんが近所の写真スタジオで働いていると聞いたんです。私も写真は好きでしたが、「写真スタジオで働くのは専門職」というイメージが強く、普通の主婦が働ける場所だとは思っていませんでした。それだけに、その話を聞いたときは驚きました。「好きなことを仕事にできるって素敵だな」と思いながら就職サイトを見ていたとき、偶然knotの求人を見つけたんです。

募集を出した瞬間にエントリーが届いたので、本当に驚きました。「え、早っ!」って(笑)。

なぜ、未経験の主婦の方を採用しようと思われたんですか。

最初は、手が回らなくなってきた事務作業を少し手伝ってもらえたらという、本当に軽い気持ちからでした。正直、主婦の方には「時間や働き方に制限がある」という先入観もありました。でも、コニーを見ていて、それってただの思い込みだったんだなって。むしろ、主婦の方々が持っている力は、まだまだ可能性の塊なんじゃないかと思うようになったんです。僕たちの仕事は、特別な才能がないとできないようなものではありません。大切なのは、お客さまに向き合う気持ち。それがあれば、きっと誰でも光る素質があると信じています。

コニー

普段そんなふうに言ってくれないので、少し照れますね(笑)。でも、knotで働くようになってから、自分が生き生きしているのがわかるんです。それを我が子に、言葉で教えるわけではなく日常として感じ取ってもらえる。母親が楽しそうに働いている姿を見せられることって、実は、すごくありがたいことだなと思います。

02 今日の「できた」が、明日の「自信」になる

現在のお仕事内容を教えてください。

コニー

撮影のときは、お客さまがリラックスできるようにお話したり、お子さまと一緒になって遊んだりします。小道具の移動やカメラに目線を集めるのも仕事の1つですが、お客さまが自然体でいられるような気配りをするのが、1番難しくもあり、やりがいのある役割だと思っています。knotの撮影は、子どもがありのままでいられるように、私たちのほうがペースを合わせていくスタイル。でも、いつの間にか東さんの思い描く流れにスッと乗っているんです。「自然に見えるけど、実はちゃんと計算されていたんだ」と気づいたときは、感動しました。

撮影中はめちゃくちゃ考えてますね。どういう流れに持っていこうとか、どう楽しませようとか。

コニー

撮影が終わった後に、「なぜ、あの場面でああ動いたのか」を丁寧に説明してくださるのも勉強になります。ひと対ひとのコミュニケーションなので、もちろん難しい場面もありますが、緊張しているお子さまの心が少しずつほぐれていく様子には、本当にやりがいを感じます。撮影がない日は、事務作業やアルバム・フレームづくりを中心に、パソコンに向かっています。それと、東さんの話し相手(笑)。実はこれが、いちばん大切な仕事かもしれませんね。

コニーは、業務への姿勢や周りへの気配りはもちろん、掃除の丁寧さも素晴らしいです。おかげで「トイレが綺麗!」と言われることが増えました。何事も丁寧さって大事だと思います。いつもありがとう。

03 母である前に、私として輝ける場所

knotで働いてみて、予想外だったことはありますか。

コニー

入社前の撮影アシスタントのイメージは、カメラマンの絶対的な指示に従って、とにかく素早く動く「下っ端の下っ端」という感じでした。でも東さんは、いつも「対等だよ」と言ってくださるんです。「僕はシャッターを切るだけだから」と、撮影以外のさまざまな業務をどんどん任せてくださるのには驚きました。

コニーは、面接のときから「何か新しいことがしたい。このまま歳を重ねるだけは嫌だ」と話してくれていて。その言葉どおり、どんなお願いにもまずは「やってみます」と前向きに取り組んでくれ、自分で調べて、試して、身につけていく力がある。今では接客もパソコン作業も得意になって、Photoshopでアルバムのデザインまでこなしてくれるようになりました。

コニー

東さんが色々なことに挑戦させてくれるおかげで、低かった自己肯定感が少しずつ回復してきたんです。もちろん、できないことや失敗もたくさんあります。でも、その先にある達成感や、撮影に来てくれる子どもたちの笑顔、ご家族の方が嬉しそうに帰っていかれる姿を見ると、「私も少しは役に立てたのかな」と思えて、とても嬉しくなります。

働く前と今で、自分自身に変化はありますか。

コニー

knotで働くようになって、日常の何気ないことにも意識を向けられるようになった気がします。撮影が終わった後、1人反省会をすることもありますが、自分の子どもとの関わりからヒントを得られることも多く、言い方を変えたら苦手なことも楽しくやってくれたとか、簡単なのにウケた遊びなど、次の撮影に活かせています。

ほんと真面目。でも、そうやって前向きに取り組んでくれている姿を見ると、「僕ももっと頑張らないと」と思えるし、いい刺激をもらっています。

コニー

自分に「伸びしろがある」と感じられることが、すごく楽しいんです。休みの日にもつい、カメラや着付けのことを調べたり、学校で何が流行っているのか子どもたちに聞いてみたり、街でぐずっている子を見かけたら、自分ならどう関わるかなと想像してみたりして(笑)。そんな日々の中で、ふと気づくと、以前より子どもに優しくなれていたり、自分のことも少し好きになれていたりする。お金を稼ぐことだけが目的じゃなくて、knotで過ごす毎日が、私の人生を豊かにしてくれていると感じています。

04 未経験も、子育ても、強みに変える

どういう方と一緒に働きたいと思いますか。

まずは、「向上心があるひと」。それともう1つ、「誰かのために一生懸命になれるひと」ですね。
うちには、数ヶ月に1度手伝いに来てくれるアルバイトの男の子がいます。「knotの写真が大好きで、東さんみたいな写真が撮りたい」と来てくれた子なのですが、面接に遅刻してきたので、その日は面接をせずに帰ってもらいました。でもその後、Instagramに謝罪と「もう1度チャンスがほしい」というメッセージが届き、再度面接をすることに。そこで色々な話をして、「写真は教えない。ペンキ塗りと洗車だけだけど、それでもいい?」と確認したら、「それでもいいです!」と言うので採用しました。それでも来るたびに「写真見てください!」と自分が撮影した写真を持ってくるんです。ダメ出ししかしてないのに、なぜか嬉しそうに見せにくるんですよね。タイムカードを切った後も、僕が編集作業している姿を1〜2時間じっと見ているんです。そうやって愚直に成長していく姿を見ていると、「やっぱり、成長に貪欲なひとってすごいな」とあらためて感じます。

これから一緒に働く方に向けて、knotはどんな場所だと伝えたいですか。

コニー

大人になると、なかなか挑戦するきっかけがなくなってきますよね。でもknotは、年齢や性別を問わず、安心して挑戦できる場所だと思います。未経験でも、「やってみたい」という気持ちをちゃんと受け止めてくれる、成長できる職場です。

できないことがあるのは当たり前。躓いたからといって諦めるのではなく、「もっと頑張りたい」という気持ちを育てられるかどうかが大切だと思っています。

コニー

私が働き始めたばかりの頃から、東さんは「チームの一員」として接してくれて、未経験の私の意見にも耳を傾けてくれていました。それがすごく嬉しくて、「もっと頑張ろう」と自然と思えるようになったんです。チームで働くことが好きな方や、成長することを楽しめる方には、ぴったりなのではないでしょうか。

knotで働いてもらうからには楽しく過ごしてほしいですし、背伸びせず、自分らしいやり方で力を発揮してくれるのが1番ですよね。だからこそ、色々な声を聞きたいと思っています。

コニー

また、入社当初は仕事と子育ての両立ができるか心配もありましたが、いつも「家族第一」と言ってくださる東さんと奥さんのおかげで、心にゆとりを持って働くことができています。こんなあたたかい職場に出会えて、感謝しています。

人それぞれ置かれている環境は違います。でも、どんな状況であっても、自分で限界を決めずに挑戦していってほしい。そして、自分の環境に関係なく、誰もがチャレンジできるような場所を、これからもつくっていきたいです。

取材・文 / ウィルスタイル株式会社 鈴木 花
写真 / knot 東 裕紀

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